保育士がフリーランスで働くには?
仕事内容・始め方・必要な準備をわかりやすく解説

「保育士の資格や経験を活かして、もっと自分らしく働きたい」
「今の保育園で働き続ける以外の選択肢も知りたい」
「フリーランスに興味があるけれど、何から始めればいいかわからない」
そんな保育士さんに知ってほしいのが、フリーランスという働き方です。
フリーランスになると、働く時間や場所、仕事内容などを自分で選びやすくなります。
この記事では、保育士がフリーランスとしてできる仕事、始め方、必要な準備、注意点について、初めての方にもわかりやすく解説します。
「いつかフリーランスとして働いてみたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもフリーランス保育士とは?
フリーランスとは、特定の会社や保育園などに雇用されるのではなく、自分で仕事を受け、必要なサービスを提供する働き方です。
保育士の場合、これまで培ってきた保育の知識や子どもとの関わり方を活かして、さまざまな仕事に挑戦できます。
例えば、
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ベビーシッター
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訪問保育
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一時預かり
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イベント託児
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保育補助
-
保育関連のライター
-
SNSやブログなどの情報発信
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保育・子育てに関する講師
などがあります。
つまり、フリーランスになったからといって、必ずしも「保育園を経営する」「自分で託児所を作る」といった大きなことを始める必要はありません。
保育士として身につけた経験を、別の形で仕事にすることもフリーランスの一つの形です。
保育士がフリーランスでできる仕事
保育士がフリーランスで働くには、具体的にどのような仕事があるのでしょうか。
1.ベビーシッター
保育士の経験を活かしやすい代表的な仕事がベビーシッターです。
保護者の自宅などで子どもを預かったり、送迎をしたり、遊び相手になったりします。
保育園とは違い、基本的には少人数の子どもとじっくり関われることが特徴です。
「一人ひとりの子どもともっと丁寧に関わりたい」
という保育士さんにとって、魅力的な選択肢になるでしょう。
まずはベビーシッターサービスなどに登録して仕事を経験し、フリーランスとしての働き方を知るところから始める方法もあります。
2.訪問保育・一時預かり
保護者の自宅などへ訪問して子どもを預かったり、必要な時間だけ保育を行ったりする仕事です。
保育園のように決められた時間に勤務するのではなく、依頼に合わせて働くため、スケジュールを調整しやすいというメリットがあります。
例えば、
「午前中だけ働きたい」
「週に2日程度働きたい」
「土曜日だけ仕事をしたい」
など、自分の生活に合わせた働き方を考えられます。
3.イベント託児
企業のイベントやセミナー、結婚式などで、一時的に子どもを預かる仕事です。
毎日決まった場所で働くのでは なく、必要なときに仕事を受けるスタイルなので、他の仕事と組み合わせることもできます。
「保育士資格を活かしたいけれど、毎日保育園で働くのは難しい」
という方にも選択肢の一つになります。
4.保育補助・業務委託
保育園や託児施設などと業務委託契約を結び、必要な時間だけ保育業務を行う働き方もあります。
一般的な雇用契約とは違い、業務委託という形で仕事を受けることで、複数の場所で仕事をすることも可能になります。
ただし、業務委託の場合は雇用されている場合とは契約内容や責任の範囲が異なるため、契約条件をしっかり確認することが重要です。
5.保育士経験を活かしたライター
意外に思われるかもしれませんが、保育士の経験は文章を書く仕事にも活かせます。
例えば、
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保育士向けの記事
-
子育てに関する記事
-
育児用品の紹介記事
-
保育園のホームページ記事
-
子どもの発達に関する記事
などです。
実際に保育現場を経験しているからこそ書ける内容があります。
「子どもと関わる仕事は好きだけど、毎日現場に立つ働き方を変えたい」
という場合には、保育士としての知識を別の仕事に活かす方法もあります。
6.SNS・ブログなどで情報発信する
Instagramやブログ、YouTubeなどを使って、保育や子育てに関する情報を発信する方法もあります。
例えば、
「現役保育士が教える子育てのポイント」
「保育士が選ぶおすすめ絵本」
「保育士の働き方」
など、自分の経験や知識を発信できます。
すぐに収入につながるとは限りませんが、継続して発信することで、自分自身のことを知ってもらうきっかけになります。
将来的にサービスや講座を提供したい場合にも、情報発信は重要な集客手段になります。
保育士がフリーランスになるメリット
フリーランスという働き方には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
働く時間を自分で決めやすい
フリーランスの大きな魅力の一つが、働く時間を自分で調整しやすいことです。
もちろん依頼先との調整は必要ですが、会社員や保育園勤務と比べて、自分の希望に合わせて仕事を組み立てやすくなります。
「午前中は仕事、午後は自分の時間」
「週3日は保育、残りの日は別の仕事」
というような働き方を目指すこともできます。
仕事内容を選びやすい
保育園で働いていると、基本的には園の方針や仕事内容に合わせて働く必要があります。
一方、フリーランスの場合は、自分が受ける仕事を選ぶことができます。
「乳児保育の経験を活かしたい」
「少人数の保育がしたい」
「保育以外の仕事にも挑戦したい」
など、自分の得意なことや興味のあることを仕事につなげやすくなります。
自分の経験を仕事にできる
保育士として働いてきた中で身につけた知識や経験は、大きな財産です。
子どもとの関わり方、保護者とのコミュニケーション、遊びの知識、発達への理解など、保育士だからこそ持っているスキルがあります。
フリーランスは、そうした経験を自分のサービスとして提供することができます。
保育士がフリーランスになるデメリット
一方で、フリーランスには注意しておきたい点もあります。
収入が安定しないことがある
会社員や保育園勤務の場合、基本的には毎月決まった給与があります。
しかし、フリーランスの場合は、自分で仕事を獲得しなければ収入につながりません。
仕事が多い月もあれば、少ない月もあります。
そのため、最初からフリーランス一本にするのではなく、副業として小さく始める方法もおすすめです。
自分で仕事を探す必要がある
フリーランスになると、
「どこから 仕事を受けるのか」
「どうやって自分を知ってもらうのか」
を自分で考える必要があります。
保育のスキルだけではなく、営業、集客、SNS、料金設定、契約など、これまで経験してこなかったことを学ぶ場面も出てきます。
事務作業も自分で行う
フリーランスになると、仕事をするだけではありません。
売上や経費の管理、請求書の作成、確定申告など、自分で管理することも増えます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、必要なことを一つずつ覚えていけば大丈夫です。
保育士がフリーランスを始める5ステップ
「フリーランスに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」
そんな方は、次の5つのステップから考えてみましょう。
STEP1.自分ができることを整理する
まずは、自分が持っている資格や経験を書き出してみましょう。
例えば、
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保育士資格
-
幼稚園教諭免許
-
乳児保育の経験
-
障害児保育の経験
-
保護者対応の経験
-
ピアノや制作などの特技
-
SNSやブログの経験
などです。
「こんなことが仕事になるのかな?」
と思うことでも、書き出してみることが大切です。
自分にとって当たり前の経験が、他の人にとっては価値のあるスキルかもしれません。
STEP2.やってみたい仕事を決める
次に、
「どんな働き方をしたいのか」
を考えてみましょう。
例えば、
「子どもと関わる時間は残したい」
「保育園以外の場所で働きたい」
「自宅でできる仕事もしたい」
「将来的には自分のサービスを作りたい」
などです。
最初から完璧な答えを出す必要はありません。
「ちょっと興味がある」
というレベルでも構いません。
STEP3.まずは副業として小さく始める
いきなり仕事を辞めてフリーランスになる必要はありません。
むしろ、初めてフリーランスに挑戦するのであれば、現在の仕事を続けながら副業として始める方法もおすすめです。
実際に仕事をしてみることで、
「この仕事は自分に合っている」
「思っていたより集客が難しい」
「もっと違う仕事にも挑戦したい」
など、実際にやってみなければわからないことが見えてきます。
小さく始めて、経験を積みながら方向性を決めていきましょう。
STEP4.必要な手続きを確認する
フリーランスとして継続的に仕事をする場合は、税金や社会保険、開業に関する手続きなどについて確認しておく必要があります。
例えば、
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開業届
-
確定申告
-
所得税
-
住民税
-
国民健康保険
-
国民年金
-
必要な保険
などです。
具体的な手続きや税制は状況によって異なるため、最新の情報を確認したり、必要に応じて税理士などの専門家に相談したりしましょう。
また、ベビーシッターや訪問保育など、提供するサービスによっては自治体への確認や必要な届出・基準などが関係する場合があります。
「フリーランスだから何でも自由にできる」というわけではありません。
自分が提供するサービスに必要なルールを事前に確認することが大切です。
STEP5.仕事を受ける場所と集客方法を作 る
フリーランスとして仕事を続けるためには、仕事を受ける場所を作ることも重要です。
例えば、
-
ベビーシッターサービスに登録する
-
求人サイトや業務委託案件を探す
-
Instagramで発信する
-
ブログを書く
-
ホームページを作る
-
知人や地域に紹介してもらう
などがあります。
最初からすべてを行う必要はありません。
自分ができる方法から一つずつ始めていきましょう。
フリーランスを始める前に準備しておきたいもの
フリーランスとして仕事を始める前に、最低限準備しておきたいものがあります。
自分のプロフィール
「どんな人なのか」
「どんな経験があるのか」
「何ができるのか」
を伝えられるようにしておきましょう。
特に保育士の場合は、
-
保育士歴
-
担当した年齢
-
得意な保育
-
保有資格
-
これまでの経験
などが、仕事を依頼する側にとって重要な情報になります。
料金設定
「いくらで仕事をするのか」も事前に考えておきましょう。
料金は安ければいいというものではありません。
交通費、準備時間、移動時間、事務作業なども含めて考える必要があります。
最初は周囲のサービスや同業者の料金を調べながら、自分の経験や提供するサービスに合った価格を考えていきましょう。
仕事を受けるための窓口
問い合わせを受ける方法も必要です。
例えば、
-
InstagramのDM
-
メール
-
LINE
-
ホームページの問い合わせフォーム
などがあります。
「興味を持ってくれた人が、どうやって依頼できるのか」
まで考えておくことが大切です。
保育士は会社を辞めてからフリーランスになるべき?
これは、多くの保育士さんが悩むポイントではないでしょうか。
結論として、必ずしも先に退職する必要はありません。
むしろ、
「フリーランスに興味がある」
という段階で仕事を辞めてしまうのは、慎重に考えたほうがよいでしょう。
まずは副業として小さく始め、
-
実際に仕事をしてみる
-
自分に合っているか確認する
-
収入や仕事量を確認する
-
今後どうしたいか考える
という順番でも十分です。
「フリーランスにならなければならない」のではなく、自分に合った働き方を見つけるためにフリーランスという選択肢を持っておく。
それだけでも、働き方について考えるきっかけになります。
よくある質問
フリーランスを始める前によく聞かれる質問をまとめました。
Q.保育士資格があればフリーランスになれますか?
保育士資格を活かしてフリーランスとして働くことは可能ですが、仕事内容によって必要な資格・届出・基準などが異なる場合があります。
特に子どもを預かる仕事をする場合は、必要なルールを事前に確認しましょう。
Q.未経験でもフリーランスになれますか?
フリーランスとして仕事を始めること自体はできますが、保育に関わる仕事では、これまでの経験や資格が仕事につながる大きな強みになります。
まずは自分ができる仕事から始め、経験を積んでいくことがおすすめです。
Q.会社員をしながらフリーランスを始められますか?
副業が可能な職場であれば、仕事を続けながら準備する方法があります。
ただし、勤務先の就業規則や副業に関するルールは必ず確認しましょう。
Q.フリーランスはどれくらい稼げますか?
収入は仕 事内容、働く時間、料金、案件数などによって大きく異なります。
「フリーランスなら必ず高収入になる」と考えるのではなく、まずは自分がどのくらいの仕事量を提供できるのかを考えてみましょう。
まずは「知ること」から始めてみませんか?
「フリーランスに興味はあるけれど、具体的に何をすればいいかわからない」
そんな方は、いきなり仕事を辞める必要はありません。
まずは、
フリーランスとはどんな働き方なのか。
自分には何ができるのか。
どうやって仕事を作っていくのか。
を知るところから始めてみましょう。
保育士としての経験を活かしながら、自分らしい働き方を作っていくための基礎を学びたい方に向けて、フリーランスの始め方を学べる講座も用意しています。
「いつか何か始めたい」と思っているだけでは、なかなか最初の一歩は踏み出せません。
まずは小さな一歩から。
あなたらしい働き方を見つけるために、今できることから始めてみませんか?