保育士がベビーシッターを始める方法は?
資格・仕事内容・始め方を解説
「保育士の資格を活かして副業を始めたい」
「ベビーシッターに興味があるけれど、どうや って始めればいい?」
「保育園以外でも、これまでの経験を活かして働いてみたい」
そんな保育士さんにおすすめしたい働き方の一つが、ベビーシッターです。
ベビーシッターは、保育士として身につけてきた知識や経験を活かしやすく、現在の仕事を続けながら副業として始めることも考えられる仕事です。
この記事では、保育士がベビーシッターを始める方法や知っておきたい資格・仕事内容・始め方・メリット・注意点について、わかりやすく解説します。

ベビーシッターとは?
ベビーシッターとは、保護者から子どもを預かり、家庭などで保育を行う仕事です。
仕事内容は、子どもの年齢や家庭からの依頼によって異なります。
例えば、
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自宅での保育
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保育園・幼稚園などへの送迎
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食事やおやつのサポート
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着替えやトイレの介助
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絵本の読み聞かせ
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室内遊び
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公園などでの外遊び
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昼寝の見守り
-
保育後の保護者への報告
などがあります。
「仕事が終わるまで子どもを見てほしい」
「保育園のお迎えをお願いしたい」
「美容院に行く数時間だけ預かってほしい」
など、家庭によって必要としているサポートはさまざまです。
そのため、ベビーシッターには、子どもの年齢や性格だけでなく、家庭ごとの希望に合わせて柔軟に対応する力も求められます。
保育士はベビーシッターに向いている?
結論から いうと、保育士はベビーシッターと相性の良い仕事の経験をすでに持っています。
保育士として働いていると、毎日の仕事の中で当たり前のように行っていることでも、ベビーシッターでは大きな強みになります。
子どもの発達に関する知識
子どもの成長や発達は、一人ひとり異なります。
保育士は、子どもの年齢や発達段階に合わせた関わり方を学び、実際の保育現場でも多くの子どもと接してきています。
その経験は、ベビーシッターでも役立ちます。
子どもの小さな変化に気づく力
「いつもより元気がない」
「少し機嫌が悪い」
「食欲がいつもと違う」
など、子どもの小さな変化に気づくことは、安全な保育にもつながります。
保育士として培ってきた観察力は、ベビーシッターとして働くうえでも大きな強みになります。
子どもとの関わり方
絵本、歌、手遊び、製作、外遊びなど、子どもの年齢や興味に合わせて遊びを考えることも保育士の得意分野です。
「今日は何をして遊ぼう?」
と考えること自体も、保育士の経験を活かせる部分でしょう。
保護者とのコミュニケーション
ベビーシッターでは、保護者との信頼関係も非常に重要です。
保育園で保護者対応を経験している保育士なら、こ れまでのコミュニケーション経験も活かすことができます。
保育士がベビーシッターをするメリット
保育士がベビーシッターを始めることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
① 保育士資格と経験を活かせる
一番のメリットは、これまでの経験を活かしやすいことです。
ベビーシッターとして働く場合、必ずしも保育士資格が必要とは限りません。
だからこそ、保育士資格を持っていることや、保育現場で働いてきた経験は、自分の強みとしてアピールできます。
例えば、
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乳児保育の経験
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幼児保育の経験
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障害児保育の経験
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保護者対応の経験
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行事の企画・運営経験
など、これまでの経験がベビーシッターとしての仕事にもつながります。
② 一人ひとりの子どもとじっくり関われる
保育園では、複数の子どもを同時に保育することが一般的です。
もちろん集団保育には集団保育の魅力があります。
しかし、
「もっと一人ひとりの子どもとゆっくり関わりたい」
と感じたことがある保育士さんもいるのではないでしょうか。
ベビーシッターでは、少人数の子どもを担当することが多いため、その子の興味や性格に合わせた保育をしやすくなります。
「この子が好きな絵本を読もう」
「今日は外で思い切り遊ぼう」
など、目の前の子どもに合わせて保育を考えられることは、ベビーシッターならではの魅力です。
③ 自分の生活に合わせて働きやすい
ベビーシッターは、働く時間を自分で選びやすい働き方の一つです。
例えば、
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平日の仕事が終わった後
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土日のどちらか
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休日の午前中だけ
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月に数回
-
長期休暇中だけ
など、自分の生活に合わせて仕事を入れることもできます。
そのため、いきなり転職や独立をするのではなく、まずは副業として小さく始めるという方法もあります。
保 育士がベビーシッターを副業にするメリット
ベビーシッターは、保育士を辞めなければできない仕事ではありません。
現在の保育園勤務を続けながら、副業として始める方法もあります。
例えば、
保育園勤務 + ベビーシッター
という働き方です。
この方法なら、いきなり仕事を辞めて新しい働き方に移る必要はありません。
まずは少ない回数から始めて、
「自分に合っているか」
「どんな家庭から依頼されるのか」
「どのくらいのペースなら続けられるのか」
を実際に経験してみることができます。
ベビーシッターに限らず、保育士にはさまざまな副業の選択肢があります。
保育士にどんな副業があるのか知りたい方は、「保育士におすすめの副業8選」も参考にしてみてください。
また、副業を始める前には、勤務先の就業規則などを確認し、副業が認められているかを確認しておきましょう。
ベビーシッターを始めるのに資格は必要?
「ベビーシッターになるには資格が必要なの?」
と疑問に思う方も多いでしょう。
ベビーシッターとして働く場合、必ずしも保育士資格が必須というわけではありません。
一方で、認可外の居宅訪問型保育事業では、保育士や看護師、一定の研修を受講した人などについて基準が設けられています。
すでに保育士資格を持っている方は、資格や経験という面で大きな強みがあります。
ただし、利用するベビーシッター事業者やマッチングサービスによって、登録条件や必要な研修が異なる場合があります。
登録する前に、
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必要な資格
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必要な研修
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研修費用
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登録料
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保険
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対応できる年齢
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仕事内容
などを確認しておきましょう。
認定ベビーシッターの資格は必要?
ベビーシッターには、公益社団法人全国保育サービス協会による「認定ベビーシッター」という資格があります。
ただし、保育士がベビーシッターを始めるために、認定ベビーシッター資格の取得が必須というわけではありません。
すでに保育士資格を持っている場合は、まず利用するサービスや事業者の登録条件を確認してみましょう。
そのうえで、
「ベビーシッターとしてもっと専門的に学びたい」
「自分の知識やスキルを証明できる資格が欲しい」
という場合には、資格取得を検討するのも一つの方法です。
保育士がベビーシッターを始める方法
ベビーシッターを始める方法はいくつかあります。
代表的なのは、次の3つです。
① ベビーシッター事業者に登録する
比較的始めやすい方法です。
ベビーシッターを派遣する事業者などに登録し、依頼を受けて仕事をします。
自分で一から利用者を探す必要がない場合もあるため、
「まずはベビーシッターを経験してみたい」
という方にも向いています。
② マッチングサービスを利用する
利用者とベビーシッターをつなぐマッチングサービスを利用する方法です。
プロフィールを作成し、
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保育士資格
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保育経験
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得意な保育
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対応可能な年齢
-
対応可能な時間
などを登録して、依頼を受けます。
自分の得意分野をアピールしやすい一方で、利用者とのやり取りやスケジュール管理など、自分で対応する部分もあります。
③ 自分でベビーシッター事業を始める
経験を積んだ後、自分で集客してベビーシッターとして活動する方法もあります。
SNSやホームページなどを活用して、
「どのような保育を提供するのか」
「どんな家庭をサポートしたいのか」
を発信することもできます。
ただし、個人で事業として行う場合は、届出や安全管理、保険、契約、個人情報の管理など、確認すべきことが増えます。
「資 格を持っているからすぐに個人で始められる」と考えず、必要な手続きについて事前に確認しましょう。
個人でベビーシッターを始める場合は届出に注意
個人でベビーシッターを始める場合、特に注意したいのが認可外保育施設に関する届出です。
こども家庭庁によると、認可外の居宅訪問型保育事業については、1日に保育する乳幼児が1人以上の場合、原則として届出が必要とされています。
「副業だから届出はいらない」
「1人しか預からないから大丈夫」
とは限りません。
個人でベビーシッター事業を行う場合は、自分が届出の対象になるのか、どこに何を届け出る必要があるのかを、事前に自治体へ確認しましょう。
また、届出だけではなく、安全管理や保育内容、利用者への情報提供などについても確認が必要です。
保育士がベビーシッターを始めるときの注意点
保育士として経験があっても、ベビーシッターならではの注意点があります。
① 一人で判断する場面が増える
保育園では、困ったときに園長や同僚へ相談できます。
一方、ベビーシッターでは一人で保育するケースが多くなります。
そのため、
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子どもの体調が急に変化した
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ケガをした
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災害が発生した
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保護者と認識が違った
などの場面でも、自分で判断して対応する必要があります。
保育士としての経験だけに頼るのではなく、ベビーシッターとして必要な安全管理や緊急時対応についても確認しておきましょう。
② 保護者との信頼関係が重要
ベビーシッターは、保護者から大切な子どもを預かる仕事です。
そのため、保育技術だけではなく、日頃のコミュニケーションも重要になります。
例えば、
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時間を守る
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連絡を丁寧にする
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家庭のルールを事前に確認する
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保育中の様子をきちんと報告する
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わからないことをそのままにしない
といった基本的な対応が信頼につながります。
③ 本業との両立を考える
副業として始める場合は、働きすぎにも注意しましょう。
保育士の仕事は体力を使います。
「少しでも収入を増やしたい」と思って仕事を入れすぎると、休む時間がなくなり、本業に影響してしまう可能性があります。
最初は無理のない範囲から始め、
「自分が無理なく続けられるペース」を見つけること
が大切です。
保育士がベビーシッターを始める前に確認したいこと
始める前に、次の項目を確認しておきましょう。
ベビーシッターについて
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対応したい年齢を決めた
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対応できる時間を決めた
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対応できる地域を決めた
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どんな保育をしたいか考えた
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必要な資格・研修を確認した
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保険について確認した
個人で事業を行う場合
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必要な届出を確認した
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緊急時の対応方法を決めた
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利用者との契約内容を確認した
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個人情報の取り扱いを確認した
一つずつ確認してから始めることで、安心してベビーシッターとしての一歩を踏み出しやすくなります。
フリーランスとして働くことも選択肢の一つ
ベビーシッターを自分で始める場合、仕事を受けるだけでなく、集客やスケジュール管理、料金設定、契約など、自分で考えて行うことも増えていきます。
こうした働き方は、ベビーシッターに限らず、フリーランスとして仕事をするための基本的な知識にもつながります。
「保育士の資格や経験を活かして、自分で仕事を作ってみたい」
「将来的には、場所や時間に縛られない働き方も考えてみたい」
という方は、ベビーシッターという仕事だけでなく、フリーランスという働き方について知っておくのもおすすめです。
フリーランスと聞くと、
「特別なスキルが必要なのでは?」
「自分で仕事を取らないといけないのでは?」
「保育士でもできるの?」
と思うかもしれません。
しかし、フリーランスにはさまざまな仕事があり、これまでの経験や得意なことを活かして仕事につなげる方法もあります。
まずはフリーランスがどのような働き方なのか、基本的な知識から学んでみるのもよいでしょう。
保育士の経験を活かして新しい働き方を考えたい方は、フリーランス基礎講座も参考にしてみてください。
まとめ|ベビーシッターは保育士の経験を活かせる副業の一つ
保育士がベビーシッターを始める場合、これまでの資格や経験を活かしやすいという大きなメリットがあります。
特に、
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子どもの発達に関する知識
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子どもの変化に気づく観察力
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年齢に合わせた遊びの知識
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安全に保育する力
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保護者とのコミュニケーション
などは、ベビーシッターとして働く際にも役立ちます。
また、現在の保育園勤務を続けながら、副業として少しずつ始めるという選択肢もあります。
一方で、 個人で事業として行う場合には、届出や安全管理など、事前に確認しなければならないこともあります。
「保育士資格を活かして、今とは違う働き方をしてみたい」
「副業を始めて、収入や働き方の選択肢を増やしたい」
そう考えているなら、ベビーシッターは検討してみる価値のある選択肢です。
まずは情報を集め、自分に合った働き方なのかを考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。